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ラ・ランド*kobara-hetta!

冥土の裁判1

2016/06/08 10:35 くらし


人は亡くなると49日間の旅に出ます。

そして7日ごとに来世の行き先を決める裁判が、

十王によって行われます。

最後の7回目の裁きにおいて六道のいずれかへと輪廻します。その輪廻した先を来世といいます。

また七日毎に、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、

四七日(よなのか)、五七日(ごなのか)、六七日(むなのか)、七七日(しちしちにち)

と呼びます。


【出発】

冥途の旅は、死出の山と呼ばれる 切り立った険しい山脈から始まります。

この山を七日間かけてひたすら歩いて越えねばなりません。距離は426km。

【初七日】

最初の7日目を初七日忌といい、三途の川に到着します。

この日に[秦広王]により最初の裁判が行なわれ、三途の川を渡ります。

善人は橋を渡り、罪の軽い者は浅瀬を渡り、重い罪人は、激しい濁流を渡る

とされています。

三途の川を渡ると、待ち構える鬼婆と鬼爺に服をはぎ取られ、服は衣領樹の枝に掛けられて生前の罪の重さをはかります。

【二七日】

[初江王]により二回目の裁判が行なわれる。

ここでは生前の無意味な殺生を裁かれます。

【三七日】

[宋帝王]により三回目の裁判が行なわれる。

ここでは生前の邪淫について裁かれます。不邪淫ならば、

男なら猫に男根を噛まれ、女なら女陰に蛇が入り込むとされています。

【四七日】

[伍官王]により四回目の裁判が行なわれる。

ここでは生前の言動を裁かれ、死者を秤に乗せて善悪を判断します。ここで来世の六道が概ね決定します。

【五七日】

[閻魔王]により五回目の裁判が行なわれる。

ここでは浄彼璃という鏡により生前の悪行を全て映し出されます。この時に嘘を

つけば、閻魔王に舌を抜かれるとされています。

【六七日】

[変成王]により六回目の裁判が行なわれる。

ここでは伍官王と閻魔王の判断が適切であるか吟味されます。

【七七日】(四十九日)

[泰山王]により判決が下され、六道の、どの世界へ生まれ変わるか決まります。

判決を下すといっても、泰山王が行き先を申し渡すことはありません。

ここには六つの門が並び、この門はそれぞれ来世へと通じています。

しかしどの門がどの六道に通じているかは分からず、このうちの一つを自分の

判断でくぐります。どの門を選ぶか、その力も生前に作った業で結果は決まって

おり、まさに因果応報なのです。

【来世】

この門をくぐり冥土の旅は終わります。

いよいよ来世。天道へゆくか、人間道へゆき再び人間に生まれ変わるか、あるいは畜生・修羅、地獄道・飢餓道へと落とされるかは、己次第ということになります。


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